2023年にシドニーへ渡ってから約2年半。
私はこれまで、学生ビザからスタートし、シドニーやブリスベンで8つの職場を経験してきました。
オーストラリアでの生活で、一番の不安は「仕事が見つかるかどうか」ですよね。
「レジュメを100枚配ったけど連絡がない」
「英語力に自信がない」
「未経験だからジャパレスしかないかも…」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
正直に言うと、今のオーストラリアの仕事探しは少し「コツ」が必要です。でも、正しい準備と攻め方を知っていれば、英語力や経験に関わらず、良い条件の仕事は必ず見つかります。
この記事では、私が実際に現地で4つの仕事を勝ち取ってきた経験をベースに、「最短で仕事を得るための4つのステップ」を包み隠さずお伝えします。
- 飲食経験は日本で約5年、オーストラリアで2年半
- 学生ビザ(クッカリーに通う学生)→パートナービザ
- 2026年現在はローカル企業のSUSHIレストランに勤務
これまでの仕事探しの経験を記録しておこうと思います。
- ワーホリや学生で、これからオーストラリアで仕事を探す人
- 英語環境の「ローカルジョブ」に挑戦してみたい人
- レジュメを出してもなかなか返信が来なくて困っている人
レストランやカフェなど、飲食業界で働きたいすべての方の参考になれば幸いです!
仕事探しのコツ・仕事獲得までの4STEP
STEP❶レジュメ(履歴書)を作り込む
レジュメはCanvaで作成!
レジュメはCanvaのテンプレートを使って作成すれば簡単に綺麗なレジュメを作ることができるのでおすすめです。
ビサの種類や期限など聞かれることが多いので、あらかじめ記載しておきましょう。
写真は不要です。
職歴は応募する求人ごとにうまくアレンジすることをおすすめします。
できれば日本で職歴を作っておく
オーストラリアでは日本と違い経験が重要視される世界です。
ローカルのお店でも未経験でも採用してくれる所もあるかもしれませんが、稀だと思っていた方がいいです。
キッチンで働きたくても経験がないと採用されないケースがほとんどでした。
安易に考えがちですが、思ったよりも仕事獲得するのはシビアな問題なのです。
可能であれば日本で経験しておけば、だいぶ優位になるのでおすすめです。
STEP❷働くための準備
オーストラリアで働くにはいくつか準備することがあります。
TFN
TFNとはオーストラリアの納税者番号で日本で言うマイナンバーのこと。
TFNが届いた!
— Ryuji🇦🇺BNEでchef (@i_am_ryuji87) August 11, 2023
8月7日 申請
↓
8月11日 受け取る
申請した時に最大28日間かかるって書いてあったから、届くの月末くらいかな?って思ってたら、わずか5日で届くとはなかなかイイ感じである。#オーストラリア留学
銀行口座
キャッシュジョブでなければ給与振り込み用の銀行口座が必要です。
運転免許証書き換えに住所証明が必要かもしれないので、先にすぐに作れる4大銀行の1つのANZの口座を開設しに行った。
— Ryuji🇦🇺BNEでchef (@i_am_ryuji87) August 18, 2023
口座開設に必要なもの
☑️パスポート
☑️学生ビザ
☑️携帯番号
☑️住所
☑️日本のマイナンバー
☑️TFN(すでに持っていれば)
13時に予約して行ったが、10分待たされ14時に開設できた。
Superannuationの口座
こちらは年金(superannuation)振り込み用の口座。
法律を守っている会社であれば給与の12%分のsuperannuationを会社が支払ってくれます。(2026年2月時点)
まだSuperannuationの口座を所持してない場合は雇用されるときに新規で作成できるので、事前に準備する必要は特にありません。
Superannuationの会社もたくさんあって迷いますが、少し調べてみてください。
ちなみに私はHostplusという会社を使っています。
Hostplusは、ホスピタリティおよび観光業に従事する労働者を対象にしたFundですが、一般的な労働者にもオープンで、比較的低い手数料と運用費用でFundの提供をしているみたいです。
Police Check
オーストラリアの大きい会社で働くにはPolice Check(無罪証明書)を提出する必要がある場合が多い。
有効期限は半年だし毎度$50くらいかかるのでバカにならないので、こちらはいわれたら用意するくらいで大丈夫です。
RSA
こちはらアルコールを扱うお店ではRSAの資格が必要となってきます。
私はキッチンで働いているのでRSAを所持しておりませんが、ウェイターとして働きたいのであればRSAを取得しておきましょう。
STEP❸求人に応募する
ローカルの求人サイトはSEEKかindeedがおすすめです。
個人的にはSEEKの方が見やすいのでSEEKを多用しています。
日本語の求人はシドニーだとJAMS.TV、QLD州だと日豪プレスで多くみられます。
地域によて人気の求人サイトが違うので、求人が多いサイトを探してみましょう。
求人は毎日チェック!
私は求人を見るのが趣味みたいなもので、ほぼ毎日JAMS.TVを拝読しております。
毎日見ていると色々わかってくることもあるのでおすすめです。
また、求人の応募はできるだけ早い方が良いに決まってます。
早ければ応募当日に返信がきて、翌日面接ってこともザラにあるので毎日かかさずチェックしましょう。
時期によって求人数が違う
日本では12月が1番の繁忙期と言われていますが、シドニーも例外ではありません。
繁忙期に備えて自然と求人は増えていきますが、逆に5〜8月は閑散期なので求人数も少ない傾向にあります。
レジュメ配りは効果ある?
個人的にはレジュメ配りはあまりおすすめしませんが、職歴や経験がない人が印象を残すという意味ではレジュメ配りは効果的かもしれません。
しかし、労力を考えると個人的にはオンラインで応募した方がよっぽど効率的です。
カフェで働いている知人の話ですと、毎日のようにレジュメを置いていく人が何人もいるそうです。
結局は「オンラインで応募して」と伝えるみたいですが、後を絶たないみたいです。
それでもレジュメ配りをする方に1つアドバイスできるとしたら、必ずレジュメはマネージャーに渡しましょう(マネージャーまで行き着かないと意味がないので。)
ツテを使うのが1番!
仕事探しで1番実感したのが人の繋がりはとても大事ということ。
正直友人の紹介で仕事をゲットするのが1番手っ取り早いです。
そんな現地に知り合いなんていないよーっていう人がほとんどだと思いますが、一応頭の片隅に入れておいてオーストラリアで交友関係を広げていきましょう。
STEP❹インタビュー/トライアル/契約内容確認
書類審査を通過すると連絡が来て、インタビューまたはトライアルに進みます。
インタビュー
持ち物や服装などの指定がなければ特に準備するものはありません。
一応ラフすぎないシャツを着てインタビューに臨みましたが、飲食店などでは普段着で大丈夫な気がします。
インタビューは15分くらいで終わったこともあれば1時間もかかったこともあります。
自己紹介と職歴の説明はできるように準備をしておいて、質問事項も準備しておくのがベター。
トライアル
トライアルではある程度技量を見られるので、しっかり準備をしておきましょう。
キッチンで働く際はコックシューズの準備も必要です。
ジャパレスの場合は全身黒ってお店が多かったですが、ちゃんとしたレストランだとコックシャツやシェフパンツが必要な場合がほとんどなので準備しておきましょう。
黒TシャツはBIG Wのやつが$4.50と安いのに品質も良いので個人的におすすめです。
コックシャツやシェフパンツは各$50くらいします。
個人的にはClub Chefがリーズナブルでおすすめです。
シェフパンツは正直黒のパンツならなんでもOKってとこがほとんどなので、日本からユニクロやGUの黒のジョガーパンツを持ってきておくと安心です。
契約内容を「働き始める前」に必ず確認する
トライアルに合格し、「明日から来ていいよ!」と言われると、嬉しくてつい「Yes!」と即答してしまいがちです。しかし、ここが一番の落とし穴。
オーストラリアでは、働き始める前に「条件」をクリアにしておくことが、自分を守る唯一の手段です。私はこれまで8つの職場で働いてきましたが、実はこの部分で何度か失敗し、悔しい思いもしてきました。
正式に働き始める前に、最低限これだけはマネージャーに確認しましょう。
- 給与の支払い頻度と方法: 毎週(Weekly)なのか、2週間に1回(Fortnightly)なのか。
- 雇用形態(Casual / Full-time): 「最初はカジュアルで、そのうちフルタイムね」と言われた場合、「いつ、どのタイミングで評価・切り替えが行われるのか」を明確にしておくべきです。
- チップの仕組み: チップは出るのか、どう分配されているのか。
- ペナルティレート(休日・祝日手当): 土日祝日の時給アップが法的に正しく適用されているか。
「聞きにくいな…」と思うかもしれませんが、ちゃんとしたお店(ローカルの優良店など)ほど、これらをしっかり説明してくれます。逆に、ここを濁すようなお店は注意が必要です。
ローカルとジャパレスの比較
ローカル
メリット
- 給与水準が高い
- 英語環境
- 刺激が多い
- レストランであればチップがもらえる
- 自分のポジションの仕事だけすれば基本OK
- 毎週給料日
デメリット
- 慣れるまで英語がむずい
- 慣れるまで精神的にシンドい
- 知らない料理や食材山ほどあるから慣れるまでシンドい
- 自分から聞かないと教えてくれないことが当たり前
ジャパレス
メリット
- 日本食に携われる
- 賄いが日本食
- 英語レベルが低くても大丈夫(キッチンは英語不要なお店が多い)
- 日本語が通じるから楽
- 未経験でも可が多い
- キャッシュで働けるお店もある
デメリット
- 給与低い
- 違法なところが多い
- 給料は2週間に1回払いのところが多い
- 日本の変な上下関係やら式たりがある
- シェフでも皿洗いをやらされる(日本のようにオールラウンダーを求めているお店ばかり)
- 掃除に重点を置いていない傾向がある
- ビザスポンサーちらつかせてスポンサーしないとかザラにあるので引っかからないよう注意
まとめ:自分に合った「一歩」を踏み出そう
ここまでローカル環境とジャパレスの違いを見てきましたが、どちらが良い・悪いということはありません。
- まずは環境に慣れたい、日本語の安心感が欲しいなら「ジャパレス」から。
- 高い給料を目指したい、英語力を極限まで試したいなら「ローカル」へ。
大切なのは、あなたの目的(お金、英語、経験、永住権など)に合わせて戦略を立てることです。
オーストラリアでの仕事探しは、最初の1歩目が一番エネルギーを使います。でも、一度コツを掴んでしまえば、それは一生使える「サバイバル能力」になります。
皆さんの挑戦がうまくいくことを心から応援しています!










