お正月が終わると、我が家では毎年祖母の誕生日を祝います。
本来であれば去年の1月に卒寿(90歳)のお祝いをする予定でしたが、コロナが落ち着かない感じだったので延期に。
そして2022年1月8日祖母の91歳の誕生日当日に、ANAインターコンチネンタルホテル東京にある日本料理 「雲海」で、一年越しの卒寿のお祝いをしてきました。
- 都内でお祝いの席で利用できるお店を探している人
- 日本庭園を愛でながら会席料理をいただきたい人
- 公式ページより安く予約ができるお得な情報を知りたい人
Contents
日本料理 「雲海」
- 日本庭園を眺めながらの会食はとても気持ちが良い
- 器・素材・盛り付け・味わいとその細部までおもてなしの心が行き届いた季節の料理を堪能!
- 接客も素晴らしく、居心地良かった
- お祝い事だけではなく、接待や会食にも最適なお店
どんなお店?
日本庭園を愛でながら、四季の料理を堪能
日本料理「雲海」はANAインターコンチネンタルホテル東京の3階にあります。
ANAインターコンチネンタルホテル東京には、ステーキハウスや鉄板焼きなどの個性豊かな7つのレストランと、5つのバー&ラウンジがあります。
様式美に満ちた伝統的な会席料理から季節の一品料理まで、料理長の技が光る彩りゆたかな日本料理の粋をご堪能いただける「雲海」。お座敷を含む静かな室内は格調高い日本庭園に面し、四季折々にその趣をかえる自然の風雅をご覧いただけます。
日本料理 「雲海」
入り口付近に設置されているデジタルサイネージには春夏秋冬の旬の料理が映し出されていました。
店内の色合いは重厚感にみち、窓からは日本風情を醸し出す日本庭園を眺めることができます。
先日降った雪がまだ溶け残っており、それもまた風情がありよかったです。
この写真の右のほうには滝があり、席によってはもっと美しい景色をご覧になることができるかと思います。
予約するなら公式サイトより「一休.com」からがお得
上記の写真がANAインターコンチネンタルホテル東京の日本料理「雲海」の公式サイトです。
公式サイトでは「オンライン予約限定 お客様感謝プラン」でランチ悠会席ワンドリンク付きのコースが通常21,753円→20,000円となっています。
そして下記の写真が一休.comに掲載されている日本料理「雲海」のページです。
一休.com経由で予約すると、公式サイトと同じランチ悠会席ワンドリンク付きのコースが
通常21,753円→15,000円と6,753円引きの最大31%OFF!!
※消費税・サービス料込
レストラン予約はこちらから
店舗詳細
- 営業時間【完全予約制(前日の18時まで)】
- ランチ:土日祝のみ営業 11:30~15:30 (13:30L.O.)
- ディナー:木~土のみ営業 17:00~21:00 (19:00L.O.)
- ※2/11(祝)は営業します。
- 座席数:98席/個室8室 (終日禁煙)
- ドレスコード:スマートカジュアル
- 男性は袖なし、ショートパンツ、スリッパ、つま先の開いた靴の着用はご遠慮いただいております。
- お支払い
- サービス料金:13%
- チャージ料金:なし(個室料あり)
- 会計方法:テーブル / キャッシャー
- カード:VISA / Master / JCB / Amex / Diners / DC / UC / UFJ / NICOS / SAISON
- 駐車場あり
- 600円/30分
- レストラン利用割引:5,000円以上で2時間、10,000円で4時間無料
住所:東京都港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京3F
電話番号:03-3505-1185 (レストラン予約 9:00-21:00)
ホームページ:https://anaintercontinental-tokyo.jp/dine/unkai-restaurant/
【ランチ】席数限定「会席コース~悠~」造り、肉、焼き物、お食事など全8品+選べる1ドリンク
ドリンク
今回予約したコースには1ドリンク付きでしたので、下記の中から選ぶことができました。
- スパークリングワイン
- 生ビール
- ソフトドリンク
- アップル
- オレンジ
- ウーロン茶
- 黒ウーロン茶
- コーラ
- ジンジャーエール
このビールは1番に提供され、その後に5人分のスパーリングワインをグラスに注ぎ回って提供されました。普通のビールであればそれだけ時間が経ってしまうと、ビールの泡がなくなっても仕方ないと思うところなのですが、なんと乾杯するときもこの写真の状態のまま泡がへたらずにこの状態をキープしており驚愕しました!
ビールの味も美味しく、ビール好きにはたまらない1杯でした。
ビールやスパークリングワインの後は、熱燗へ。
- (佐賀) 東長 金紋 本醸造: 1,540円/合 甘口で少し苦手
- (岐阜) 深山菊 特別純米: 1,980円/合 辛口で1番好き
- (青森) 田酒 特別純米: 3,850円 /合 辛口で美味しい
他にもたくさん日本酒がありますが、それよりも驚くほどの種類のワインがあります。
2020年の「ワインスペクテイター(Wine Spectator)」誌のアワードの「ベスト オブ アワード オブ エクセレンス(Best of Award of Excellence)」を受賞しているみたいです。
ミシュランでは星の数による評価で3つ星が最高位となりますが、ワインスペクテイター誌ではワイングラスの数によって評価されます。「ベスト オブ アワード オブ エクセレンス」は2グラス、つまりミシュラン的には2つ星ということになります。世界中のレストランで「ベスト オブ アワード オブ エクセレンス」は1,244店舗、その上のグランドアワードとなるとその数は100にまで限定されるそうです。
ドリンクメニューをチェックしたい人はこちらから。
先付
先付は「霙和え 春待ち浸し」
子持ち昆布・津合い蟹・菜花・山独活・鍵蕨・山吹たまご・色紙柚子
山独活はシャキシャキ、鍵蕨と菜花で春の味覚を先取り。
ずわいがには甘みがあり、山吹たまごの濃厚な黄身と一緒に食べるとすっごく美味しい。
霙和えは紫の大根を使っているのか、とても色鮮やか。
なんといっても、優しくて丁度いい塩梅の出汁が最高でした。
凌ぎ
お凌ぎは年が明けてめでたいという意味だと思いますが、ちょうど祖母の誕生日にお祝いのお赤飯を食べれてよかったです。
上に乗っている人参と大根の紅白結びは甘酸っぱく、鮑は薄くスライスされててとてもやわらかかった。
雲海自家製唐墨はすごく色鮮やかな黄色で、ちょうどいい塩梅なのでめちゃくちゃお酒がすすんでしまう。
赤飯は柔らかめで唐墨と一緒に食べると丁度いい塩梅で美味しかったです。
御椀
御椀は「吉野仕立て」
京鴨と鎌倉赤かぶ 梅麩 黒胡椒 口、とりゅふ
トリュフってそんなに食べたり香ったことないからどんな匂いか忘れていたが、蓋を開けた瞬間にトリュフ!という香りガツン!ときた!
吉野仕立てのとろみがついたスープがこれまた最高!
京鴨は分厚いのに歯応えがありながらもすごく柔らかくて噛めば旨味が溢れてきて美味しい。
トリュフは特に味はしないけど、すっごく薄い1枚なのに香りがものすごい!
赤かぶは柔らかく煮てあり、一品としての完成度がすごかった。
吉野仕立てとは、汁物などにくず粉でとろみをつける調理法、またその汁物のことを指す。奈良県吉野地方がくずの名産地であることから、くず粉を用いた料理を「吉野~」ということがある。
造り
当日の入荷状況により変更がありました。
- 寒ぶり→縞鰺
- 茶鰤なまこ→うに
- 近海本鮪:大トロや中とろの部位で見た目通りの期待通りの美味しさ。
- 鯛:しっかりと身がしまっていて美味しい。
- 縞鰺:すっごく脂がのっていてめちゃうまい。
- うに:濃厚で美味しくて熱燗がすすむ。ナマコよりウニが好きだから嬉しい。
- 障泥烏賊:とろけるように甘い。
- 芽物色々:鹿児島産新筍。シャキシャキしていて春を感じた。
焼物
焼き物は「鰆西京 紅白百合根梅香餡」
丸十蜜煮 枝牛蒡きんぴら 大根・人参梅花膾
枝に見立てたごぼうはサックサクで美味しい!どこかで食べたような味だけど思い出せない。聘珍楼の黒酢酢豚みたいな味。
百合根はマッシュポテトのような食感だけど百合根の味がしっかりする。
鰆の西京焼きは美味しい。味の塩梅もちょうどよくてベストofベスト。
サツマイモも甘く煮てあるけど、甘過ぎずちょうどいい甘さ。
大根人参の酢の物が箸休めに丁度いい。
肉
肉は「近江牛炭火焼きと海老芋」
上にはゆずり葉が飾られてあり、杉板で香りを移している。
くわいは香ばしく焼いてあるのと揚げた2種類あり、おせちのくわいとは違って美味しかった。
近江牛は外側を少し焼きすぎ?と思うほど焼いてあって少し苦かったし、結構硬くて近江牛って感じはしなくて残念。
海老芋はしっとり濃厚でいい塩梅でした。
ゆずり葉は、正月の鏡餅の飾りやしめ飾りに使用されているのをよく目にしますが、新しい葉が出てくるまで古い葉が落ちないという特徴から、親から子へ受け継ぐこと・若い者が成長し年長者よりも先に亡くならず家系が代々長く続くことを願った縁起物として飾られます。また、葉の新旧交代がハッキリしていることから「譲る葉」、それがユズリハの由来になったと言われています。
杉板焼きとは、杉の板の間に材料を挟んで焼いた料理で、材料を2枚の杉板で挟むことで、加熱時に杉の木の香りが食材に移って風味が良くなります。
揚物
揚物は「早掘り竹の子と干しみりん太刀魚白扇揚げ」
鳴門若芽 芽吹き山菜(たらの芽・ふきのとう) 藻塩
筍を太刀魚で巻いて揚げていて、周りはふわふわ中はシャキシャキで美味しい。
鳴門若芽の素揚げはカリカリ。
たらの芽とふきのとうは苦美味くて最高でした。
食事
食事は「ふく雑炊」
春草 焼餅 焼き白子 香の物
関西ではフグをフクと呼ぶらしい。今日のフグは大分産のフグ。
ふく雑炊は薄味でしたが、香の物の塩分が強いから丁度いい塩梅。
焼き餅は柔らかく焼き目が香ばしくて美味しい。
焼き白子はクリームチーズみたいに濃厚な食感で味もめちゃくちゃ濃い。結構塩っ気も強いのでふく雑炊と一緒に食べると丁度良かったです。
香の物は、たくあん・青菜・柴漬けの3種類。
水菓子
水菓子は「雲海自家製ふるーつあんみつ」
苺、シャインマスカット、金柑、パパイヤ、グレープフルーツ、柿、白玉、抹茶アイス、牛皮、寒天、餡子
フルーツの種類がたくさん入っていてどれから食べるか迷ってしまう。
いちごもシャインマスカットも甘くて美味しかったけど、金柑が1番美味しかった!
あんみつのお供に欠かせないのが塩昆布。
あんみつの甘さが引き立つし、箸休めにも最適。
佐賀県嬉野のお茶。
塩昆布とお茶の組み合わせも最高。
祖母の誕生日メッセージプレート。
すごく小さな字なのに上手過ぎて感動するレベル!
こちらはプロのパティシエの方が描いてくれたそうです。ありがとうございました。
ごちそうさまでした!
日本庭園を愛でながらゆっくり祖母の卒寿のお祝いをすることができて大満足でした。
料理ももちろん美味しかったのですが、接客もまた素晴らしかったです。こちらの食べているペースをしっかりみて料理を出してくれましたし、日本酒を注いでくれたり、お茶やお水の入れ替えもスマートにやっていただきました。
お祝い事だけではなく、接待や会食にも最適なお店なので是非行ってみてください。
レストラン予約はこちらから