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序章:天麩羅を揚げる男が語る、移住のリアル
もしあなたが「35歳でオーストラリアへ移住し、永住権の獲得を目指している」と聞いたら、どんな生活を思い浮かべますか?
おそらく、
海沿いのカフェでノートパソコンを開きながら仕事をする――
そんなキラキラした生活かもしれません。
しかし、私の現実はまったく違います。
私はいま、ブリスベンの寿司屋のキッチンで毎日ひたすら天麩羅を揚げています。
天麩羅粉が服や髪にまで舞い、手や腕は小さな火傷が絶えない。
スタッフは優しいけれど、忙しすぎて休憩がまともに取れない日もある――そんな少しブラック気味な環境です。
これが、人生最大の後悔を取り戻し、パートナーとの出会いに導かれ、そしてAUD$12,924(約130万円)をかけて永住への道を掴んだ男の、「全然キラキラしていないリアル」です。
第1章:すべての始まりは「後悔」と「凡人」の現実だった
ワーホリ断念が人生最大の足かせに
私が移住を決意したきっかけはたった一つの後悔。
“若い頃にワーホリに行かなかったこと。”
周りの反対や不安から諦めた選択が、30代半ばになってもずっと心のどこかで引っかかっていました。「後悔しないように生きる」という自分のモットーに反した、唯一の選択でした。
凡人には厳しすぎる日本の現実
上場企業2社で6年間働きましたが、そこで見たのは、
- 長時間労働
- 有給は「空気読んで」使えない
- パワハラ
- 労災隠し
- 給料は上がらず、物価だけ上がる
という、誰もが知っているけれど誰も声に出さない現実でした。
優秀な人や恵まれた人なら違う景色が見えるのかもしれません。
でも私は、どこにでもいる普通の人間。
そんな私にとって、日本で明るい未来を描くことは難しく感じました。
「まだ間に合うかもしれない」小さな光
コロナ禍の孤独なリモートワークの中で、私は気づきました。
欲しいのは“場所の自由”ではなく、“生き方の自由”。
そんな時、ふとテレビでワーホリ特集を目にし、心の奥から湧き上がった感情がありました。
「永住権なら、まだ間に合うかもしれない。」
こうして、私は後悔を取り戻すために人生を動かし始めました。
第2章:運命の出会いと、2回目のデートで決まった未来
移住準備を進めていた矢先、人生が予想以上のスピードで動き始めました。
生年月日が同じ永住権ホルダーとの出会い
マッチングアプリ「bumble」で出会った彼女は、
すでにオーストラリアの永住権ホルダー。
私がこれから挑戦しようとしていることを、一足先に達成した人でした。
さらに驚くべきことに、私たちの誕生日はまったく同じ日。
そんなドラマのような偶然で始まった出会いでした。
2回目のデートで「結婚するか?」
満開の桜の上野公園。
お礼のつもりで会った2回目のデートで、酔った勢いで私は冗談半分に聞きました。
「じゃあ、結婚するかー?」
すると返ってきたのは、思いがけない即答。
「うん。」
これが、パートナービザという“最短ルート”を選ぶ人生最大の転機になりました。
第3章:最短ルートの選択と、費用のリアル
820/801パートナービザの現実
私たちは、オーストラリアのパートナービザ(820/801)申請を決めました。
- 審査期間:11ヶ月
- 総費用:12,924.66ドル(約130万円)
申請費用は人生で一番高い買い物。
エージェントと二人三脚で、毎日証拠と書類と格闘。
正直、気力も体力も削られました。
けれど今思うのは、
この130万円は、永住権ではなく「生き方の自由」を買うための投資だった。
ということです。
結び:物語とノウハウは、noteで全編公開中
ここまで読んでくれたあなたに伝えたいことがあります。
本記事は、私の移住ストーリーの“さわり”でしかありません。
裏側には、もっとリアルで、もっと泥臭い話があります。
- なぜ私は日本社会に疲れ切ったのか
- 運命の出会いの本当の裏側
- 130万円の申請費用を無駄にしないための具体的戦略
- 実際に提出した書類構成
- 審査に通った証拠資料の作り方
これらはすべて、noteで完全公開しています。
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