シドニーに戻ってきて、避けては通れないのが各種事務手続き。その中でも優先順位が高い「運転免許証の書き換え」に先日行ってきました。
今回は、NSW(ニューサウスウェールズ)→ QLD(クイーンズランド)→ NSW という形で戻ってきた私のケースをご紹介します。結論から言うと、驚くほどスムーズで、しかも「無料」でした。
以前のNSW免許証の情報が役に立った
窓口で書類を記入する際、「過去にNSWで免許証を持っていたことがあるか?」という質問項目がありました。
私はスマホの写真フォルダに以前のNSW免許証の画像が残っていたので、それを参考に Licence No. と Card No. を記入することができました。
この情報がシステム照合に使われたためか、手続きが非常にスムーズに進み、一番驚いたのは「写真」を選べたことです。
- 以前のデータにある写真を利用する
- 今日その場で新しく撮影する
わざわざその日のために身なりを整えていくのも面倒ですし(笑)、少しでも早く終わらせたかったので、迷わず「以前のデータ利用」を選択。撮影の手間が省け、あっという間に手続きが進みました。
なお、免許証の写真が手元になくても手続き自体はできると思いますが、番号を正確に記入できたことでスムーズになった可能性はあります。念のため、スマホに免許証の写真を保存しておくと安心です。
申請に必要な書類と「住所証明」の謎
今回、私が窓口で提出したものは以下の2点のみです。
- QLD(クイーンズランド州)の運転免許証
- メディケアカード(Medicare Card)※パスポートや他のIDでも可
通常、新規の登録や書き換えでは「住所証明(公共料金の請求書やバンクステートメントなど)」を求められることが多いのですが、今回は提出を求められませんでした。
おそらく、以前のデータとの照合やメディケアカードでの本人確認が十分だったからだと思われますが、これはケースバイケースかもしれません。これから行かれる方は、念のため住所証明も持参されることをおすすめします。
費用と発行までの期間
さらに予想外だったのが、手数料が無料だったこと。詳しい理由の説明はありませんでしたが、戻ってくる人へのちょっとしたボーナスのように感じました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料(※今回のケース) |
| 届くまでの期間 | 約3週間 |
| それまでの間 | 申請時に発行されるテンポラリー証明書が代わりになります |
【注意】NSW → QLDの書き換えでは有効期間に注意
今回とは逆に、NSW → QLDへ移住した際の書き換えについても触れておきます。
当時の手続きは以下の通りでした。
持ち物
- NSW州の運転免許証
- 銀行のキャッシュカード2枚(他の身分証でも可)
- 現住所を証明できる書類(私はボンドのレターを持参)
費用:$81.45
手続き自体はスムーズでしたが、後から気づいた重要なポイントがあります。
QLD免許証は最長5年、NSWは最長10年
NSNSW州の免許証は最長10年有効ですが、QLD州は最長5年。
私のケースで実際に何が起きたかを時系列で整理すると、こうなります。
| 時期 | 内容 | 有効期限 |
|---|---|---|
| NSW取得時 | NSW免許証を取得 | 2033年8月23日まで |
| 2024年9月17日 | QLD免許証に書き換え | 2029年9月16日まで(5年) |
| 2026年3月(今回) | NSWに再書き換え | 2029年9月16日まで(変わらず) |
NSWに戻れば元の有効期限(2033年8月23日)に戻るかと期待していましたが、実際にはQLD免許証の有効期限がそのまま引き継がれた形になっていました。
つまり、NSW → QLD → NSW と移住した場合、元のNSWの有効期限は復元されません。 QLDで短くなった分は、NSWに戻っても取り戻せないということです。
結果として失った年数は約4年分、費用に換算すると約$225の損失になります。
移住に伴う免許証の「損失」については、あまり語られていないポイントだと思います。
NSW ↔ QLD 間で移住を検討されている方は、頭の片隅に入れておくといいかもしれません。
まとめ
「免許の書き換え=時間がかかる・面倒」というイメージを持っていましたが、以前住んでいた州に戻る場合は、想像以上にハードルが低いことが分かりました。
同じように NSW → QLD → NSW というルートで戻ってくる方の参考になれば嬉しいです。
3週間後に新しい免許証が届くのが楽しみです。これでようやく、シドニーでの生活基盤がまた一つ整いました。









