イーロン・マスク氏も言及した「日本消滅」。
まさに日本の現代社会背景の大きな問題を象徴するような言葉だと率直に感じた。
でもそんな問題は今からどうこう頑張っても、個人で変えることは到底無理な話。だからこそ、自分や自分の周りだけでも幸せになることを考えていかないといけない。
幸せになるために、生き抜くために必要なお金にまつわる5つの力についてまとめました。
日本でもようやく2022年4月から高校で金融教育がスタートしたようだが、すでに高校を卒業している人たちは自分で学ぶしか方法はない。
そして自分で学び・実践しない限り、残念ながら日本に住んでいる限りはどんどん貧乏になっていくのが悲しい現状。
Contents
イーロン・マスク氏「日本消滅」生き抜くために必要なお金にまつわる5つの力とは?
イーロン・マスク氏「高齢化と低出生率により日本消滅」
アメリカの電気自動車企業「テスラ」のCEOで、世界一の資産家であるイーロン・マスク氏も日本の出生率の低下を指摘するツイートをしています。
At risk of stating the obvious, unless something changes to cause the birth rate to exceed the death rate, Japan will eventually cease to exist. This would be a great loss for the world.
— Elon Musk (@elonmusk) May 7, 2022
「当たり前のことを言うようだが、出生率が死亡率を超える変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう。それは世界にとって大きな損失となる。」
実際に総務省が2022年4月に発表した日本の総人口は、2021年より64万4000人も減少しており、1950年以降で過去最大の減少幅だった。
日本現代社会の背景
ここ10年で上記のような問題がクローズアップされてきましたが、本当に日本の仕組みに頼っていると、この国も私たちも破産の一路を辿ることになるだろう。
人生を豊かにするお金にまつわる5つの力
人生を豊かにするお金の基礎教養「5つの力」を適正に身につけないと、現状の日本では貧乏から脱出できずにどんどん貧乏になっていくばかり…
普通に会社員として働いてもらう給料だけでは将来的に確実に貧乏になりますが、それを解決する「お金にまつわる5つの力」というのがあります。
- 貯める:支出を減らす力
- 稼ぐ:収入を増やす力
- 増やす:資産を増やす力
- 守る:資産を減らさない力
- 使う:より満足感が高まることにお金を使う力
①貯める力
倹約や節税をして支出を減らし、お金を貯める。
スタバやコンビニに毎日のようにいく人は、貯める力が低い人の典型的な例です。
コンビニは便利ではあるけれど、基本的に価格は高く身体に良いものは置いてないので、スーパーがあるならスーパーに通ったほうがいいだろう。
あとはなにも考えずに、携帯大手3社のプランに5,000円以上の携帯代を払っている人も貯める力が低い例です。
まずは固定費を見直し、減らせる固定費の削減や節税で支出を減らすことで投資へ回す種銭を捻出しましょう。
携帯料金を見直したい人にはこちらの記事も参考になるかと思います。
残念ながら、2022年5月13日に楽天からの発表で0円では無くなってしまいましたのでこの記事の戦略は使えなくなってしまいますが、携帯代を見直す良い機会にはなるでしょう。
②稼ぐ力
本業や副業で働いてお金を稼ぎ、収入を増やす。
最近では副業がNGの会社の方が少ないですが、それは会社も一昔前のような終身雇用がむずかしくなり、社員の生活に責任を負えなくなってきたからだ。
その背景には日本では一度正社員になると、法律で首にすることが難しいので能力のない社員が在籍し、会社のお荷物となっている。
組織における2:6:2という法則
組織における2:6:2の法則とは、人材を組織への貢献度で分類した割合です。根拠や意味を調べるとさまざまな説がみつかるが、実際は経験則として語られているケースが多いようです。
- 上位2割は優秀 … 特に貢献している主体的な社員
- 中位6割は標準 … 平均的に貢献している普通社員
- 下位2割は劣等 … 受け身で貢献度が低いお荷物社員
あなたがどんなに優秀だろうが、お荷物社員がいる分あなたの給料はなかなか上がりにくいのが日本の多くの会社の現状である。(もちろんそうでない会社も存在するが)
本業で給料が上がる見込みがない人は、副業するか転職を考えた方が手っ取り早いだろう。
③増やす力
貯めた資金で投資をして、資産を増やしていく。
投資では複利の力を活かして、資産を増やしていきましょう。
例えば100万円を年利5%で運用した場合の複利と単利の差は、30年後には複利で運用した場合は約432万円に対し、単利だと約250万円にしかなりません。
期間が長くなるにつれてその差は大きくなり、30年後には約182万円の差が生まれています。敵に回すと怖いですが、その複利を味方につけたら鬼に金棒というほど心強い存在です。
長期投資やFIREを考えている人にはこの2冊がおすすめです。
まだ証券口座を持ってないのであれば、業界1位で800万口座開設されているSBI証券でちゃちゃっと無料開設しましょう。
そして積み立てNISAができるように申請し、年40万円米国ETFなどに長期投資しましょう。
米国ETFでなくてもいいと思いますが、米国ETFか全世界ETFに長期投資する方が長い目で見ると成長する確率が一番高いと思います。
現状2022年5月はかなりの円高になっていますが、もし資産の全てを円で保有していた場合あなたがなにもしていなくてもあなたの資産は減っています。それは世界的にみて円の価値が低くなっているからです。
日本が消滅すると言われている現状で、明るい未来を想像できる人がいるのであれば日本株から選んでみても良いと思います。未来のことなんて誰もわからないわけですから。
あとは余剰資金で暗号資産を購入するのもおすすめします。
現在はだいぶ値が下がっていて買いやすい反面、不安要素もあります。
しかし毎月3,000円とかであれば、ドルコスト平均法で長期的にはプラスに働くと思われます。
少額であればダメージも少ないですし、暗号資産がどういうものか勉強にもなるのでおすすめです。
>>BITPOINTで口座開設
④守る力
節税(資産にかかる税金を減らす)したり、詐欺的な案件を回避する。
節税は大事ですね。
個人事業主や会社を経営している方なら常に経費や税金のことが頭に入っていると思いますが、会社員だと確定申告をしない人が大多数なので、正直なにも考えてない人・知らない人が多いのが現状だと思います。
これも自分で調べたり勉強しないと誰も教えてくれません。
とりあえず会社員で積み立てNISA、iDeCo、ふるさと納税を知らない人(利用していない人)は、金融リテラシーが低いのでちゃちゃっと勉強して始めるか判断した方がいですね。
かなりの節税になると思いますよ。
詐欺的な案件を見破る方法はなかなか難しいです。
過去に私も引っかかり、500万円ほどドブに捨てました。
ねずみ講とかポンジ・スキームと呼ばれる手法がほとんどですが、厄介なのは勧誘してくるのが身近な近しい人。信じてやってみるのもいいですが、あまりおすすめはしません。
自分の資産を守るためにも、自分でお金の勉強をし金融商品のリターンの相場などを把握しておく必要があります。投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットでさえ、年利20%くらいなので、それ以上のリターンのある投資案件はまず詐欺だと疑った方が良いでしょう。
⑤使う力
無駄金ではなく、満足感の高い有意義なことにお金を使う。
欲しいものがあるなら買うべきです。なぜならば、それはあなたの幸福度を高めてくれるものだから、決して無駄遣いではありません。
しかし、それは本当に無駄ではないのかと自問自答する必要はあります。
高級車に乗ったり、高級腕時計を購入したりすること自体があなたのモチベーションになるのであれば、そのままで良いと思います。実際に私の友人がそのタイプで仕事のモチベーションになっていて効果は絶大です。
モチベーションになったり、幸福度を高めてくれるのであれば買いましょう。
しかし、単なる見栄を張るためだけにブランド物を購入したりするのは見直した方がいいかと思います。
貯めるべきお金は貯め、使うべきお金はきっちり使いましょう。