冬の味覚を堪能したく、中野にある第二力酒蔵へ2回目の訪店。
- 都内で大衆居酒屋のような雰囲気でおいしい魚介料理を食べたい人
- 少し値は張るけど、美味しい魚介料理を食べたい人
- ひれ酒を飲みたい人
Contents
第二力酒蔵
- 店構えは大衆居酒屋だけど、店内は小綺麗で掘りごたつ席や宴会座敷を完備
- 豊洲直送の新鮮食材を使用しているので、その日一番の旬の鮮魚を思う存分味わえる
- 少し値は張るけど、確かな食材と職人の技で美味しい魚介料理を食べられる
- ふぐ料理を食べることができ、ひれ酒も飲める
どんなお店?
豊洲直送の新鮮食材
知る人ぞ知る魚好きのための天国!
豊洲直送の新鮮食材を使用しているので、その日一番の旬の鮮魚を思う存分味わえます。
季節によって入れ替わる魚介料理を、刺身や煮付、天ぷらやふぐ料理などなど多彩な調理方法で堪能することができます。
そして、素材の旨味をしっかりと引き出し、素材を活かした味付けにこだわっています。
和カジュアルで賑やかな雰囲気の店内に掘りごたつ席や宴会座敷を完備。
メニュー
飲み物はリーズナブルな価格設定で嬉しい。
フードメニューの価格は高めですが、ちゃんとした食材と職人技が光る料理なので、値段を払う価値はあります。
食材には限りがあるので、気になるメニューがあったらすぐに頼むのをおすすめします。
場所
住所:東京都中野区中野5丁目32−15 第二力酒蔵ビル
電話番号:+81333856471
営業時間:14:00-23:00
定休日:日曜日
支払い:現金/ クレジットカード/ Suicaホームページ:https://akr9429758773.owst.jp/
それでは、いただきます!
キリンビール大瓶
まずはビールでおつかれさま。
最近は生ビールよりも瓶ビールを頼んでシェアすることが多いです。
お通し
予約すると、予約の方用のお通しを用意してくれるみたいです。
後から伝票計算してお通しが950円と知ったのですが。笑
お通し代が950円だとめちゃくちゃ高く感じますが、サービス料などないので、トータルで考えると許容範囲な値段かなと。
そしてこのお通しが絶品!
椎茸、茄子、かぼちゃ、里芋に菜の花。
やさしい味付けでだしがきいていて、ほんとにおいしかったです。
生かき3個付き
三陸産の殻付き生牡蠣。
ぷりっぷりの大ぶりの牡蠣だけど、味は濃厚ですっごくおいしい!
鱈白子ポン酢
この時期の冬の味覚といえば、白子ポン酢。
白子ポン酢の白子は、茹ですぎると美味しさが半減してしまうので調理は難しそう。
ここの白子ポン酢は本当にぷりっぷり!
濃厚な白子の味とおいしいポン酢と薬味のマリアージュがたまらなくおいしい!
かにサラダ
かにサラダは蟹の身が結構のっていましたが、なんか「かにサラダ」というよりは「かに」と「サラダ」という感じ。
次回は頼まないかなー。
白えび唐揚げ
富山名産の白えびの唐揚げはメニューにあると頼んでしまう病。
もちろんおいしいのですが、もう少しボリュームが欲しいかも。
皮はぎ刺身
念願のカワハギの刺身。
というのも、3年前に一度来たことがあり、そのときは売り切れてしまっていたので食べれませんでした。
この美しすぎるビジュアルも最高でしかない。
そしてこの肝の量!
こんな大盛りの肝がついてきたら、いやでもテンション上がっちゃいます!
この肝と一緒にいただくのがカワハギの醍醐味ですが、もう濃厚で美味しすぎて…言葉にできない。
カワハギの刺身を頼むと付いてくるのがこのあら汁。
飲んでる途中のこのあら汁は嬉しい!
身はぷりぷりしていて、汁にはしっかりとだしが出ていてとてもおいしかったです。
熱燗
熱燗は京都伏見キンシ政宗。
やはり刺身には日本酒しか勝たん。
ふぐさし
海鮮料理が食べれるお店でも、フグが食べれるお店は多くないのかもしれない。
そう考えると、やはり冬の味覚の代表的なフグ料理を食べられるのは大きいですね。
ということで、ふぐ刺しをいただきました。
フグは唐揚げや雑炊で食べる方が好きですが、やはりふぐ刺しもおいしいですね。
とらふぐのひれ酒
お酒の中で1番好きと言っても過言でないのが、とらふぐのひれ酒。
誰が最初に考えたかわかりませんが、間違いなくノーベル平和賞くらいの功績ですよ!
とらふぐのひれ酒は3回くらいは味や香りを抽出できるので、おかわりは「ひれ酒用次酒」350円だけを頼みます。
独特のひれの香ばしい香りと、アルコールを飛ばした熱々の熱燗がたまりませんなー!
とらふぐの白子焼き
今回予約時にキープしておいてもらった、とらふぐの白子焼き。
鱈の白子とはまた別物で、とろ〜っとろに溶ろけてしまう。
めちゃくちゃ濃厚で、塩やわさびと一緒にシンプルにいただいて味を堪能。
ぶり大根
写真は1/2人前をお椀に取り分けて出して頂きました。
ぶりが美味しい季節なんで、美味しくなくないわけがありません。
あまりお店でブリ大根を食べる機会がないですが、ここのブリ大根は味付けがやさしくてほんとうに美味しいです。
穴子天ぷら
外はサックサク中はフワッフワで、まさに理想の穴子の天ぷら。
こんな大きな穴子一本を食べれるお店はなかなかないかもしれませんね。
江戸前穴子白焼
友人のシェフから聞いた話ですが、穴子やうなぎを白焼きで出せるお店はなかなかないそうです。白焼きで出すには、しっかりと処理ができないと独特の臭みが残ってしまうからだとか。
白焼きもふわふわで、もちろんなんの臭みもなく美味しゅうございました。
青柳ぬた
初めて食べる青柳(アオヤギ)という貝。通称バカガイと言われている謎の貝。
バカガイの貝柱を取り除き、綺麗に処理した剥き身がアオヤギと呼ばれているらしいです。
春先に産卵期を迎えるので今が旬の時期だそう。
刺身やぬたと一緒に食べるのが一般的だそう。
食感はそこまですごく弾力があるわけでもなく、シンプルな味わいでした。
かきフライ
大粒の衣が立っているカキフライ!
マヨネーズみたいな変な色のタルタルは微妙でしたが、カキフライは最高でした!
うに丼
赤潮の影響で例年以上にウニの値段が高騰してますね…。
見た目は綺麗な色していてパーフェクトですが、量が少ないので盛り方次第でもっとおいしく見える気がします。味は臭みがなく濃厚で見た目通りの美味しさ。
美味 ふぐ雑炊
メニューが「美味 ふぐ雑炊」っていうぐらい味に自信があるのであろうふぐ雑炊。
名前負けしない、美味しい雑炊でした!
やはりふぐ料理の締めはふぐの出汁がしっかりと出た雑炊に限りますな。
ごちそうさまでした!
なかなか都内で美味しい魚介料理を食べられるお店を知らないので、年に1回特に冬の味覚を堪能したいときにはおすすめのお店です。
大衆居酒屋のようですが、少し値が張る高級居酒屋。
しかし、きちんとした食材をつかい職人の技でその食材を活かした料理をいただけるので、その値段を払う価値があります。
インスタ映えを狙ったハイカラでお洒落なお店よりも、大衆居酒屋のようで余計なものは加えずにその食材を活かした確かな料理を提供する、渋い感じのこのお店がたまらなく好き。